ドラム缶200リットルで炭焼き体験してみよう!

独立行政法人国立青少年教育振興機構 国立大洲青少年交流の家 の研修活動プログラムで体験できます。

***

多大な時間と労力を使う「炭焼き」がドラム缶を使うことで手間隙いらずに焼き上がります。10キロ前後の炭ならナント数日で出来上がるのです。 では、その作り方をみていきましょう。国立大洲青少年交流の家ではこれらの活動をだれでも体験できます。ぜひご活用ください。

「炭焼き体験」活動の意義

意義

(1)先人の知恵・技術を駆使した長期保存型燃料の作り方を学ぶ
(2)環境に優しい燃料及びその他の活用・使用途について学ぶ
(3)木酢液、竹酢液を採取し、その使用途について学ぶ

炭焼き手順

(1)炭窯の準備
  ドラム缶で焼く簡易型
(2)準備物の用意
   ドラム缶(200L用)
   石又はレンガ(6ケ)
   煙突(2m程度)
   
   ゴム手袋(土をこねる時使用)
   薪(炭用と火付け用)
   バケツ(5L)土をこねる時使用、水をくんで非常時に備える
   ライター又はマッチ(火付け用)
(3)安全への配慮
   火災に注意
   火傷に注意
   炭の材料を用意するときに怪我をしないように注意
(4)ドラム缶の加工
 1.焚き口の寸法を決めます (ドラム缶前面部)
焚き口の寸法を決めます
 2.採寸通りに切ります (縦25センチX横25センチ程度)
採寸通りに切っていきます
工具の取り扱いは気を付けましょう。作業服も完全防備で。
切り取りました 焚き口を切り取りました。
 3.ドラム缶前面部を切り取ります
ドラム缶前面を切り取ります
焚き口を作った面を切り取ります。
焚き口の寸法を決めます 前面部を切り取りました。
 4.ドラム缶後面部に煙突穴を作ります
煙突穴の採寸 煙突穴の採寸をします。
煙突穴の切り取り
採寸した大きさに切り取っていきます。
穴に煙突が収まるように根気強く調整して下さい。
大きさが合うまで調整しましょう « 穴に煙突が収まっていません。
大きさが合うまで調整していきます。
穴に煙突が収まりました
 « 穴に煙突が収まりました。
 5.できあがり
焚き口の寸法を決めます 出来上がり!
本体のドラム缶、煙突、焚き口(ドラム缶前面部)の3点セットが準備できました。作業時間は40〜50分でした。
作業時間目安:作業開始

1.ドラム缶にロストルを敷く

 ロストルの代わりに金網、グレーチング等の代用品可能。
 下になる部分にすき間を作る。狭いと燃えつきにくい。
 ドラム缶の内径は直径53cmです。
ドラム缶の中にロストルを敷く
ロストルとは、通風をよくし火がよく燃えるように、炉やストーブの下部に設けた鉄の格子のこと。

2.炭の材料

炭の材料となる「竹・雑木・廃材等」を84cmの長さに揃え、ドラム缶いっぱいに詰め込む。
長さはドラム缶の奥行きに揃えます
 竹の場合、割って節を取り重ねて入れると、たくさん入る。4分割し節を取ると、もっと多く入る。  竹を丸のまま入れる場合は、節を抜いておくこと。(窯内で爆発するのを防ぐため。)
参加者が切り揃えや詰めもの作業を行います

 » ページのトップに戻る
作業時間目安:作業開始から 1時間経過

3.ドラム缶に蓋をする

ドラム缶の穴の部分を下にして、蓋をする。
ドラム缶に蓋をする

4.焚き口をつくる

レンガ・石等で焚き口を作る。
焚き口をつくる

5.煙突を取り付ける

後ろに、煙突を取り付ける。煙突はホームセンターまたは金物屋で販売している。空気が漏れないよう、煙突の周りを土で覆う。
煙突を取り付ける

6.塗りつぶす

水でこねた泥で、焚き口を残し、空気が漏れないよう塗りつぶす。(泥をあまり軟らかくしないこと)
ドラム缶に土を盛る

7.火を点火する

焚き口で、火を点火する。 枝木を利用する。 煙突から白色の煙がでるまで、薪を燃やし続ける。(おおよそ1時間前後)
焚き口に火を。  火がつきました

 » ページのトップに戻る
作業時間目安:作業開始から 1時間30分経過

8.煙の状態をみる その1 

白色の煙が出始めて、煙が上に立ち上がりだしたら、薪焚きをやめてしばらく様子を見る。
煙突から白煙がでる1  煙が上に上がり始めたら薪焚きをやめる

 » ページのトップに戻る
作業時間目安:作業開始から 3時間経過

煙突から白煙がでる2  煙突から白煙がでる3

9.焚き口を小さくする

白色の煙が続けて黙々と出れば、点火しているので焚き口を小さく(握り拳くらいの大きさ)し、約5〜8時間様子を見る。 煙がでなくなったら、再度薪を焚き点火するまで焚き続ける。
煙突から白煙がでる4  煙突から白煙がでる5

10.煙の状態をみる その2 

次第に白煙が青煙色に変化してくる。火がついてから5〜8時間位経ってから徐々に煙の色が変化してくる。 数時間後(釜に入れた薪材料の量により時間が変わる)に青煙色が透明になるので、よく観察する。
 煙に白色が残っている状態で火を止めると、炭の歩留まりは良いが、炭火をおこす際に煙が出ることがある。
煙突から白煙がでる6  煙突から白煙がでる7
煙突から白煙がでる8

11.煙が透明になる

煙が透明になった状態。(このままの状態で長くおくと灰になって、炭の歩留まりが悪くなる。) 歩留(ま)り(ぶどまり):加工に際し、使用原料に対する製品の出来高の割合
煙が透明色になる

 » ページのトップに戻る
作業時間目安:作業開始から 9時間経過

12.煙突穴をつぶす

煙突を倒し、煙突穴を土でつぶす。(火傷をしないよう注意)焚き口の空気穴を、水でこねた土でふさぐ。

 » ページのトップに戻る
作業時間目安:作業開始から 57時間経過

13.炭を取り出す

火を止めて2日後を目安に、窯がさめてから焚き口を開き、炭を取り出す。(約10kg前後の炭ができる)  炭の取り出しが早く行われた場合、焚き口を開けると火が熾きることがあるので注意。その場合は、水をかけて消火する。
炭の出来上がり!
炭1 炭2

 » ページのトップに戻る
炭の使用途

炭の使用途

  1. 火を熾し、燃料として使用
  2. 消臭剤として使用
  3. 園芸用品(培養土)として使用
  4. 陶芸(薬に使用
  5. 水の濾過

竹酢液の用途

  1. 化粧品
  2. 園芸用品(虫除け・肥料等)
  3. 飲料水(花粉症に効果?)平成15年3〜4月、ホームセンターで販売されていた。
ドラム缶加工に使用する道具

ドラム缶加工に使用する道具たち

砥石

問い合わせ先

独立行政法人国立青少年教育振興機構 国立大洲青少年交流の家  事業課業務係
  電話番号:0893−24−5175

 » ページのトップに戻る   » 国立大洲青少年交流の家[トップページ]
» 炭焼き窯のページへようこそ![index]